「子育てが始まってから全然自分のことできないな…。」
「たまには一人で映画とか見たいな。」
「子育ての毎日に疲れているからたまには数時間、半日だけでも良いから一人の時間作ってリフレッシュしたい!」
などと考えたことはありませんか?
出産を機に生活が一変したママは、毎日の子育てに疲れて少しでも良いから一人になりたいと感じたことがあると思います。
私もその一人でした。そこで、どうにかして自分のために使う時間を作れないか、実行してみました。
今では、夫も私もお互いに自分の時間を作ることができ、私たちに合った生活リズムができていると実感しています。
この記事では、子育てに疲れたママが、自分のための時間を作る方法をご紹介しています。
結論を先にお伝えすると、自分の時間を作るにはまず夫に相談し、自分の状況に合った相手に子どもを任せて良いか依頼することです。
では、詳しく解説していきます。
子育てに疲れたママが一人になりたい理由
子育てはどうして疲れるのでしょうか?
ママは産後から幼稚園や保育園が始まるまでは24時間一緒にいることが多いです。
子育てが始まる前までの人生で、24時間誰かを優先して、自分の食事や睡眠の時間を減らして生きてきたことがあるでしょうか?
新たな命を産むとは簡単ではないと痛感するタイミングでもあります。
子育てを優先する生活になったママが疲れないわけがありません。
子育てを優先して疲れたママには、自分だけを優先する時間で疲れを解消する必要があります。
多忙な毎日から解放されて気分転換したい
家事・育児・仕事の忙しい日々から解放されて、たまにはゆっくりランチや趣味を楽しみたい方も多いのではないでしょうか。
子育て中の食事は、自分が食べたい場所で自分が食べたいものを自分が食べたいペースで食べられないことが多いです。
食事だけでなく、本当はやりたいけど子どもと一緒の時には避けていたことをすると、リフレッシュできます。
話を聞いてほしい
子育て中のママの中には、誰も話し相手がいないことで疲れが溜まっている方もいます。
その場合は、同じ立場のママと子育ての話で共感したり、困っていることの対処法など他の人の意見を聴くことで、大変なのは自分だけではないと分かります。
同じ状況のママと話すことで子育てに対するストレスは軽減し、身構えていたママも子どもとよりポジティブに向き合えるようになります。
さらに、ママとして頑張っている自分を認めてほしい方も多いです。
夫や周囲の人に話を聞いてもらい「大変だね。」「頑張っているんだね。」と言ってもらえるだけで自分を見てくれている人がいると実感でき、子育ても頑張れます。
話を聞いてもらうほんの少しだけでも良いので自分の時間があれば、一人になりたいと思う気持ちを満たすことができます。
以前の生き生きとしていた自分を取り戻したい
24時間子どもと一緒にいるママの中でも、以前働いていた人は特に社会から孤立している気持ちになりやすいです。
ママになる前のような、一人の人間としての自分を維持したいという気持ちは強いでしょう。
社会から孤立した気持ちは、以前のような美容室に行ったり趣味に取り組むことで充実感に変わります。
ママも自分の時間が楽しめるようになると、子どもの意見を尊重できるようになります。
ママが子育てに集中し過ぎてしまうと子どもに依存してしまうこともありますが、子育て以外に自分の時間を楽しめるようになると、子どもに対し一人の人間として対等に接しやすくなります。
子育てに疲れたママが一人になれない理由
「子どもの寝かしつけの後や子どもがママなしで遊んでいる時間など、半日でなくても数時間、数十分なら子育てを離れて一人の時間ができるのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
確かに子どものお昼寝中でしたら、コーヒーを飲んだりして一人の時間を満喫している方も多いです。その程度の休憩でしたら自分だけでなんとか時間を作れるでしょう。
しかし子育てに疲れ切っていた私は、寝かしつけは子どもと一緒に寝落ちがほとんどでした。起きれても外出はできませんし、一息つく程度の休息にしかなりませんでした。
数時間以上の自分の時間を作るためには、自分だけでなく協力してくれる人や子どもの体調や気持ちにも配慮する必要があります。
子どもを任せられる人がいない
子どもを任せられる程信頼できる人は周りにいますか?
夫が仕事が多忙、趣味など夫自身のために時間を使っているなどと夫が育児に非協力的な場合、子どもを任せにくいです。
両親や義父母が近くにいない場合もお願いすることは難しいでしょう。
子どもが自分以外に懐かない・人見知り
いつもママと一緒にいると、他の人には懐かないことがあります。
ママが離れようとすると泣いてばかりの場合は他の人にも預けにくいのが現状です。
子どもを任せることに罪悪感や不安が強い
ママの中には、子どもを他の人に任せることに罪悪感を抱く人もいます。
罪悪感ではない場合も、
「本当に他の人に任せて子どもは大丈夫なのだろうか?」
「子どもが泣いたりして、任せた人に迷惑をかけていないだろうか?」
と不安でいっぱいになり、せっかく一人になれた時間を全く楽しめないママもたくさんいます。
実際に一人になれる状態であっても、不安が強すぎる方は他の人に任せられないと自ら任せない選択をしているかもしれません。
子育てに疲れたママが一人の時間を作る方法
ママもたまには休息したいと思って良いんです。
他の人に短期間子育てを任せることは決して育児放棄ではありません。
子育てを今後も続けるために、しっかりリフレッシュして元気なママでいることはとても大切です。
しかし、リフレッシュする間は誰かに子育てを任せなければなりません。
つまり、ママが一人の時間を作るために大切なのは、信頼できる人の協力です。
夫に任せる
ママが一人の時間を作るにあたって、まず相談したいのが夫ではないでしょうか?
子育てに非協力的な夫であったとしても、声掛けることもなしに進めると後ろめたさが出てくるかもしれません。
夫に相談し、数時間子育てをしてくれると言ってくれたらママも少しは肩の荷が下りますね。
今後もどうしても夫に子どもを見てもらうことがあるかもしれませんし、短時間から練習も兼ねて少しずつ夫との時間も増やしていきましょう。
夫が子どもを見てくれることを当然と思わず、しっかりと感謝の気持ちを伝えることも大切です。
両親や義父母、信頼できる人に任せる
両親や義父母、兄弟など信頼して任せられる方が近くにいる場合は任せて良いか相談してみましょう。
快く受け入れて頂ければ、お願いする日に焦点を合わせて子どもたちにも少しずつ慣れてもらいましょう。
信頼できる間柄でも、子どもを預かってもらえることは当然ではないので、感謝の気持ちやお礼を忘れないようにします。
シッターや自治体に依頼する
子どもを任せられる人が周りにいない場合は、お金を払ってシッターにお願いする方法や自治体に相談して保育園に入園する方法があります。
私の住む自治体では、育児による疲労を理由に2歳以下の子どもも幼稚園と同じ時間帯で入園が認められています。
まずは役所に相談してみましょう。
おすすめの子育てに疲れたママが一人の時間を作る方法
私がおすすめする一人の時間を作る方法は、自分が働くことです。
自分しか子育てできないのに働くとなると、さらに忙しくなるのでは?と思っていませんか?
育児に疲れを感じるママの多くは、ワンオペ育児の場合が多いです。
私もワンオペ育児の一人でしたが、働くことによって保育園の先生という相談相手ができたことで安心して子育てができるようになりました。
仕事の面でも、子ども以外に話す人が増えたり、平日に休暇がとれれば保育園のお迎えまで誰にも迷惑をかけずに一人の時間が簡単にできます。
仕事の時間は家事ができないので、その分休日や帰宅後が忙しくなりますが、それは最初だけです。
収入ができるので家事の時短家電を購入したり、子どものやりたいことや行きたい所にも連れていくことができます。
夫とのギブアンドテイクを保ちつつお互いに協力するなどワーママに合わせた生活リズムを作っていけば自分も家族も充実していきます。
働くことで、ママのイライラや疲れが解消され家庭も円満になるのであれば、夫や子どもも協力してくれるのではないでしょうか?
まずはどの方法が自分に合っているのか自分の状況を確認し、相談していきましょう。