家族、両親や義父母、職場の人、友人…。
人が生活する中で、人付き合いは欠かせません。
人付き合いはいつでも良好であれば良いのですが、イライラすることももちろんあります。
私も以前は相手にイライラしたり、人付き合いが原因でその場に居たくないとストレスを感じることもありました。
しかし、自分の考え方を少し変えるだけでイライラは激減しました。
今ではイライラを態度に出すことはほとんどなくなり、自分の中でイライラした感情をうまく処理できるようになりました。
私を変えた「人付き合いでイライラしない考え方」とは、「相手に期待しない考え方」です。
では、詳しく解説していきます。
人付き合いのイライラ
子どもや後輩に「どうして○○できないの?」「何度も伝えているのにな。」
友だちに「私のグチ聞いてほしかっただけなのにな。なんでそういうこと言われなきゃいけないのだろう。」
家族や両親・義父母に「子どもにそんなことさせないで!」「なんでそういうこと言うの?」
などと思ったことはないですか?
これらは私が以前考えていたことです。
イライラした感情をそのまま放置しておくと、ネガティブなことばかり考えるようになります。
さらにイライラした態度で日常生活を過ごすと、自分に関わる周りの人にも迷惑をかけますし、関わることを嫌がられます。
人付き合いが上手くいかなくなると自分の生活環境も孤立して、今までの信頼や大切な人を失ってしまいます。
このような状況になると、より一層イライラした感情が高まるでしょう。
イライラした感情を放置せず抑えることができれば、ポジティブに考えられるようになります。
人間関係はイライラしている時より良好になり、自分の生活しやすい環境に近づきます。
何より、イライラによるストレスが改善されます。
人付き合いによるイライラを抑えるためにも、イライラする原因を知ることが大切です。
人付き合いでイライラする原因
結論から申し上げますと、人付き合いでイライラする原因は、自分が相手に期待しているからです。
職場の後輩に「ここまで教えているからできると思う!」
友だちに「自分のことを理解してくれているからこう言ってくれるはず!」
家族や両親・義父母に「子育てしたことあるんだから○○してくれるはず!」「自分のことを思ってこうしてくれるはず!」
と期待していませんか?
相手に期待し過ぎるから、相手が違う行動をした時にイライラした感情が生じます。
しかし、イライラして期待を押し付けても、相手の考え方や行動は変わりません。
つまり、期待している自分が変わらなければイライラは減りません。
では、相手に期待することをどのように変えれば良いのでしょうか?
人付き合いのイライラ対策その1:相手との距離感を見直す
イライラした感情を抑えるために、過度の期待はせず距離感を見直しましょう。
必要以上に距離が近づいていませんか?
仕事だけではなく家族に対しても同様です。
相手との心の距離感を保ち、相手を冷静に客観視することで、相手が今どのような状況なのか把握することができます。
例えば、子どもが成長するにつれてできることが増えていくと、「この前○○できたから今回もできるはず!」と無意識に期待してしまうことがあります。
しかし冷静に少し考えれば、子どもは1人でできることも増えてきた半面まだまだ甘えたい気持ちもあり、子どもも人間だから気分で行動する時もあると分かります。
イライラしてしまうと冷静に考える余裕が一気になくなりますが、相手に必要以上に期待せず、現状の相手を受け入れようとすると、冷静に考えられます。
人付き合いのイライラ対策その2:相手の考えを聞く
現状の相手を受け入れるために、実際に相手にどういう考え方なのか聞いてみましょう。
自分に都合の良いように憶測で相手の気持ちを考えてしまうと、違った時にイライラしたり失望するようなネガティブな感情が高まります。
相手の考え方を聞くことで、自分の知らなかったことが分かったり、参考にできることもあります。
さらに相手が何に困っているのか分かり、一緒に解決していくことで、自分の期待している状況に現実が近づくかもしれません。
相手の現状を理解して人付き合いを良好にすることで、少しでもイライラしない充実した毎日を送りましょう!