私の自宅の環境は知り合いもいない、全く知らない土地。
まさにワンオペ育児。頼れるのは旦那さんだけです。
しかし、私は旦那さんに頼りたいのに頼れませんでした。
私から要望を言わないと行動しないことにイライラ…。
自分で育てるのではなく、育てるサポートをしていることにもイライラ…。
私の自分の時間が大幅に減っている中で、旦那さんが自分の時間を維持しようとする所にもイライラ…。
そこで、改善できるところはないか考えました!
- 一方的に不満をぶつけない
- 具体的に要望や改善策を提案するように伝える
- 業務のように伝える
では、詳しく解説していきます。
最後まで読んで頂けると嬉しいです!
ワンオペ育児のイライラする2つの現状
ワンオペ育児とは、ほとんどの家事と育児を一人で行うことです。
ワンオペ育児のママは日々の子育てや家事から精神的にも体力的にも疲労が重なります。
ワンオペ育児のママがストレスと感じるポイントは次の2点です。
- 社会から取り残される孤独感
- 使えない旦那を育児中頼れない
では、この2点の現状について具体的に解説していきます。
社会から取り残される孤独感
子どもが0歳の時はワンオペ育児中、基本1人で育児や家事をします。
旦那さんが不在の間、家の中でひたすら子どもと向き合う日々…。
以前働いていた人は特に、社会から取り残された気持ちになりますし、子育てをしていると何もしなくてもなぜか疲れだけが溜まっていきます。
私の自宅の環境は旦那さんの転勤先で、知り合いもいない、全く知らない土地、最寄りのお店はコンビニのみです。
毎日、旦那さんが働く8時から22時までの14時間子どもと2人っきり…。
出産まで仕事をしていたので、産後は孤立感をとても強く感じました。自宅は社宅ですが、幼稚園に通うママグループができていたり、小学生になるまで自治会などもないため社宅内でのコミュニケーションをとる機会はほぼありませんでした。
何度も実家に帰りたいと思いましたが、今逃げても今後ワンオペ育児に戻る不安は減らないので、自宅で頑張ると決めました。
そして、どうにか孤立している状態から抜け出すために、私は働くことにしました。
慣れない土地で方言など苦労しましたが、何より誰かとコミュニケーションをとれることがとても嬉しかったです。
働くこと以外にも、地方自治体の役所や児童センターで子ども交流会など行っていることが多いので、そちらを調べることもおすすめです。
使えない旦那を育児中頼れない
ワンオペ育児では、何かあった時に頼れるのは旦那さんだけです。
しかし、旦那さんの仕事が忙しく帰宅時間が深夜の場合、平日は頼れません。
もちろん旦那さんが家族のために働いていることにとても感謝しています。しかし、ママも家族のために育児や家事を頑張っています。旦那さんは土日仕事をしなくて良いかもしれませんが、子育ては1日も休めません。せめて旦那さんが休みの土日くらい、ママは少し楽になれたらと思うのに、一緒にいる時間はあっても子育てに慣れていないため子どもを任せることもできません。
子育てや家事はいつもママがしているので、急に旦那さんが分からないのにやろうとするとママはイライラすることがあります。
使えない旦那さんにとてもイライラしますが、旦那さんが育児生活に慣れたり、子どもが旦那さんに慣れるためには一緒に住む生活を継続する必要があります。
旦那さんにイライラするポイントを押さえて少しでも快適な日々に変えていきましょう。
ワンオペ育児中に旦那にイライラする4つのポイント
ワンオペ育児をしていると毎日生活するだけで疲労が重なるのに、唯一頼れる旦那さんから不満を言われたり、分かっているような態度をされるとイライラします。
旦那さんの言動にイライラしがちですが、旦那さんのどのような点にイライラするのかポイントを押さえましょう。
ポイントを知ることで、何を解決すべきか分かりやすくなります。
家事や子育ての不満を言われてイライラ
家事や子育てをしない旦那さんに家事や子育てに関する不満を言われるとイライラします。
ティッシュペーパーなくなりそうだよ
自分で買ってきて
子どもを寝かせたら映画を見よう!
疲れているから映画より早く寝たいんだよ…。
最近レンチンとか惣菜多くない?
じゃああなたが作れば?
ずっと家にいるのにまだこれ洗ってないの?
呆れて何も言い返す気になれない…。
ワンオペ育児では毎日子どもの相手をしながら掃除や洗濯、料理をします。子どもが泣き始めたり甘えたりすることはしょっちゅうなので、あまり家事は進みません。
子育てだけでもかなり疲れて些細なことでもイライラするのに、旦那さんから小言を言われるとさらにイライラします。
要望を言わないと行動しないことにイライラ
ママが子育てや家事をして忙しい時に、旦那さんが自分の時間を楽しんでいるとママはイライラします。
旦那さんに「どうして〇〇してくれないのかな?分かるでしょ…。」と思うことは多いです。
ママが家事できるように子どもの相手をする、寝かしつけの時は静かにするなどママの状況を察してほしいのがママの本音ですが、言わなくても行動できる旦那さんは少ないです。
行動できない旦那さんが徐々に「使えない旦那さん」「やってるつもりのパパ」と言われるようになってしまいます。
子育てのサポートをしていることにイライラ
旦那さんが子育てに関してできることがあるのに、子どもが泣くとすぐに相手をしなかったり、自分が子育てしたい時だけ協力する姿勢は、ずっと子育てをしているママをイライラさせます。
ママは、旦那さんにイクメンではなくパパだと、もっと自覚してほしいです。
イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。(イクメンプロジェクトより引用)
イクメンのような子育てをサポートする人ではなく、旦那さんには子育ての主体となってほしいです。
子どもと一緒にいる時間がママとパパで違っても、朝から園に子どもを送ることや休日の子どもの相手をする、風呂掃除や食器の片付けなどできることはあるはずです。
旦那さんには子育てのメインはママではなく、ママとパパだという考えを念頭において生活してもらえると嬉しいですね。
ママの自分時間が減っているのに旦那が自分時間を維持しようとすることにイライラ
子育てが始まると、ママは子どもと一緒にいる時間がとても長いため、自分一人で自由に過ごせる時間がとても減ります。ママは自分の時間が減っているのに旦那さんが自分の時間を維持しようとすると、とてもイライラします。
私がワンオペ育児なのに、旦那さんにゴルフや飲み会に行きたいと言われた時は呆れました。どうして自分だけ好きに遊べるの?と思わず聞き返しました。
決して子どもがいるせいで自分の時間が作れないと思っているのではありません。旦那さんに少しでも子育ての状況を理解して行動してほしいと思っているからイライラしてしまいます。
ワンオペ育児でイライラする旦那を変える3つのポイント
ワンオペ育児の過程に限らず、相手には言葉で伝えないと伝わらないことが多いです。同じように、ママがどんなに怒っても、旦那さんは変わってほしいことを察することができません。イライラを改善するにはしっかり話し合う必要があります。
ワンオペ育児をしていると自分の自由な時間が少ないため、疲労やイライラが溜まっていきます。やはりこのネガティブな状況を乗り越えるためには唯一頼ることができる旦那さんの力が必要です。
少しでもイライラを改善して使えない旦那さんをママの良きパートナーに変えちゃいましょう!
一方的に不満をぶつけない
旦那さんにイライラを一気にぶつけるのはやめましょう。
ワンオペ育児をしている側は、今までずっとイライラしているので急ではありませんが、旦那さんにとってはいきなり怒られたと思われがちです。そうなると、話し合いはできず何の解決にもならないので、お互い冷静な時に不満を言いましょう。
不満を相手に伝えること自体はずっと言わずに溜め込むよりとても良いことです。相手のことを考えるきっかけにもなるので、伝えるタイミングや言い方を考えながら伝えてみましょう。
具体的に要望や改善策を提案するように伝える
旦那さんに育児や家事の不満を伝える際は、要望や改善点を具体的に提案するようにしましょう。
不満だけ言ってしまうと、解決方法が見つからずに話し合いが終了してしまうことがあるため、不満がある方が提案することはとても大切です。より具体的に伝えると旦那さんもイメージしやすいです。
頼れるのが旦那さんしかいないからこそ、2人で解決していきましょう。
業務のように伝える
業務のように理由や状況を具体的に説明し、提案する内容の必要性を理解してもらえるよう、話し合いましょう。
業務だからといって、決して上司に相談する言い方ではなく、同僚に相談するような言い方です。
例えば「私はいつも朝からお風呂を洗うことがかなり大変なんだよね。お風呂洗う時に子どもを1人にさせることが不安で気になるし、ママがいなくなったと泣かれることも多い。翌日まで浴槽の水をそのままにするとカビも生えやすくなりそう。帰宅後疲れているのは分かっているんだけど、旦那さんが入浴後洗ってくれたらかなり助かるんだけどどうかな?」
重要なのは、旦那さんに改善する必要性を納得してもらうことです。
旦那さんのことも考えていると分かるようにプレゼンすることで、お互い不満なく取り組めます。感情的に片方の言い分だけを言うとケンカになるので、必ず話し合う姿勢が大切です。
家族は会社
家族は会社経営のようなものだと考えています。
家事や仕事、子育てを家族で業務分担します。パパとママがメインで業務分担し、業務改善の必要があれば話し合い、家族に会った方法で業務を遂行していきます。
もちろんご褒美の旅行や外食などもあるとまた頑張れます。
子どもが大きくなれば、お手伝いをすることで家族の一員として自覚も持てます。
会社だと思えば冷静に業務分担できるのではないでしょうか。
パパとママの業務分担が納得できれば、イライラは解消されます。
充実した毎日を送るために少しでもイライラを解消していきましょう。